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種類
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記載される人
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戸籍謄本
（とうほん） |
戸籍の全員
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戸籍抄本
（しょうほん） |
一部の人のみ
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相続手続きでは、戸籍謄本を利用します。
誰が相続人か調べるために、
詳細な情報が必要だからです。
資格の登録手続きなどは、
戸籍抄本を利用します。
プライバシー保護のため、
本当に必要な情報のみ記載されます。
◆ 戸籍抄本のサンプル ◆
戸籍抄本には、一部の人のみ記載されます。
資格の登録手続きなどで、利用されます。
このサンプルを参考に、解説します。
◆ 本籍 ◆
ex.兵庫県神戸市中央区下山手通八丁目9番地
『本籍』とは、戸籍が置かれている場所。
”神戸市…”となっているので、
神戸市の役所で取得できます。
それ以外の地域（ex.大阪市）では、
取得できません。
◆ 筆頭者 ◆
ex.田中太郎
『筆頭者』とは、
戸籍の一番最初に記載されている人。
通常は、父親が多いです。
婚姻の際、氏を変えなかった人がなります。
役所で戸籍抄本を請求するときは、
『本籍』と『筆頭者』を書きます。
もし、これらが分からなければ、
住民票（本籍ありのもの）を取得します。
そこに、両方とも記載されています。
◆ 戸籍事項 ◆
ex.【改製日】平成１９年2月10日
【改製事由】平成６年法務省令第51号附則第２条第１項による改製
戸籍事項欄には、
この戸籍抄本が作られた原因が記載されます。
『改製日』は、
この戸籍抄本が作られた日。
『改製事由』は、
どういう原因で、戸籍抄本が作られたのか。
サンプルは、平成6年の法改正
で作られたことが分かります。
この改正は、戸籍の電子化です。
それまで、紙で管理されていたのが、
電子データ化されました。
また、縦書きだったのが、
横書きになりました。
◆ 戸籍に記載されている者 ◆
ex.【名】次郎
【生年月日】昭和47年１２月１２日
【父】田中太郎
【母】田中花子
【続柄】次男
戸籍抄本には、一部の人のみ記載されます。
なので、サンプルも、次郎さんのみ記載。
（もし戸籍謄本なら、次郎さん以外も記載。）
ここから、
誕生日、
誰と誰の間に生まれたのか、
続柄が分かります。
◆ 身分事項 ◆
ex.出生
【出生日】昭和47年１２月１２日
【出生地】兵庫県神戸市葺合区
【出生日】昭和４７年１２月20日
【届出人】父
身分事項欄には、出生・婚姻・死亡など、
それまでの身分関係の出来事が記載。
次郎さんは、まだ結婚や死亡をしていないので、
出生のみ記載されています。
いつ、どこで生まれたのか、
誰がいつ出生届を役所に出したのか、
が分かります。
◆ 発行日 ◆
ex.平成30年５月30日
一番下に、
この戸籍抄本が発行された日が記載。
提出先によっては、
発行日から1年以内のものとか
期限があるので、注意してください。
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戸籍謄本
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その他
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〒650-0011
兵庫県神戸市中央区下山手通2-13-3
建創ビル 8階 42号室
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