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書類の説明
手続きの代行

スイス連邦

(Swiss Confederation)




◆ 国のデータ ◆


首都
ベルン
(Bern)

日本大使館があります。
言語
ドイツ語(63%)
フランス語(23%)
イタリア語(8%)
ロマンシュ語(0.5%)

※ 翻訳文は、現地で用いられてる公用語になることが多いです。

ex. ルガノは、イタリア語圏なので、イタリア語での翻訳を求められる。
通貨
スイス・フラン
(CHF)

※ 為替レート(ロイターのHP)



◆ 大切なこと ◆


スイスで、滞在許可申請や国際結婚をする場合、
日本の公文書(ex.戸籍謄本)に、
アポスティーユをつけるよう言われることが多いです。

また、スイスは、公用語が複数ありますが、
翻訳文は、現地で使われている言語で
作成することが多いです。

さらに、スイスは連邦制で、
26の州(カントン)に独自性があるので、
居住地により、手続きが異なることがあります。

なので、ネットの情報を鵜呑みにせずに、
手続先に、どのような書類が必要なのか、
よく確認することが大切
です。



◆ 滞在許可 ◆


◆ 概要 ◆


日本人が、観光目的などで、
スイスへ短期滞在(90日以内)する場合、
ビザは不要です。

しかし、長期滞在(90日超)する場合は、
滞在許可が必要になります。

日本人
短期滞在
(90日以内)
『ビザ』は、不要
長期滞在
(90日超)
『滞在許可』が、必要



あらかじめ、長期滞在することが分かっている場合、
通常は、日本出国前に、『滞在許可発行確約書』を取得しておきます。
そして、スイス入国後に、『滞在許可』の申請をします。

日本出国前
スイス入国後
『滞在許可発行確約書』
の取得
『滞在許可』
の申請




◆ アポスティーユ ◆


◆ 滞在許可発行確約書 ◆


滞在許可発行確約書は、日本出国前に、
スイスの受入れ先(ex.雇用主・留学先・家族など)を通じて、
移民局等で、取得します。

その時に、日本の公文書にアポスティーユを
つけるよう言われることが多いです。

たとえば、家族滞在の場合、
家族であることを証明するために、
戸籍謄本が必要になりますが、
それにアポスティーユをつけます。

そして、翻訳文は、
現地で主として用いられている公用語
になることが多いです。

他国の場合は、
戸籍謄本と翻訳文を合わせて、
1つのアポスティーユをつけることが多いのですが、
スイスの場合は、
戸籍謄本と翻訳文のそれぞれに、
アポスティーユをつけるよう
言われることがあります。
(つまり、アポスティーユは2つ必要)

その場合の手順は、次の通り。

手順
補足説明
戸籍謄本の取得 本籍地の市町村役場で、戸籍謄本を入手します。
翻訳 戸籍謄本を、手続先で指示された言語へ翻訳します。
公証役場で、認証 翻訳文を、公証役場で認証してもらいます。
法務局で、公証人押印証明 法務局で、公証人の押印について、証明書をもらいます。
外務省で、アポスティーユ 外務省(東京または大阪)で、戸籍謄本と翻訳文の、それぞれにアポスティーユをつけてもらいます。

※ 翻訳文にアポスティーユをつけるとは、より正確には、法務局長の公証人押印証明書(または、公証人の認証書)にアポスティーユをつけることを意味します。


◆ 滞在許可申請 ◆


スイス入国後に、滞在許可申請をします。
ここでも、日本の公文書にアポスティーユを
つけるよう言われることがあります。

この場合、すでにスイスに入国していますので、
スイスにある日本大使館・領事事務所
を利用する方法が、便利です。

在スイス日本大使館(公式HP)






在ジュネーブ領事事務所(公式HP)






手順は、次のとおり。

手順
補足説明
戸籍謄本の取得 日本で、戸籍謄本を入手します。

※ 日本にいる家族や行政書士などに、代理取得してもらいます。
外務省で、アポスティーユ 外務省(東京または大阪)で、戸籍謄本にアポスティーユをつけてもらいます。

※ これも、日本にいる家族や行政書士などに、代理を頼み、スイスへ送ってもらいます。
在スイス日本大使館・領事事務所で翻訳 スイスにある日本大使館(ベルン)、または、領事事務所(ジュネーブ)で、出生証明・婚姻証明などを発行してもらいます。


各種証明書(在スイス日本大使館)


各種証明書(在ジュネーブ領事事務所)





◆ 国際結婚 ◆


◆ 概要 ◆


日本人とスイス人が結婚する方法は、
大きく分けると2つあります。


結婚の方法
補足説明
日本の方式
まず、日本の役所で、婚姻手続きをします。
その後、スイスの役所へ報告します。

<参考リンク>
日本での婚姻(在日スイス大使館のHP)
スイスの方式
まず、スイスの役所で、婚姻手続きをします。
その後、日本の役所へ報告します。

<参考リンク>
スイスでの婚姻(在日スイス大使館のHP)



スイス方式は、さらに、
2つのルートがあります。

手続先
安心度
スイス方式
在日スイス大使館

※ 在日スイス大使館を通して、
スイスの役所へ提出
スイスの役所


このうち、在日スイス大使館を通す方法が、
おすすめです。
なぜなら、日本出国前に、
スイス大使館に書類をチェックしてもらえるので、
スイス入国後、安心して
婚姻手続きを進めることができるからです。


直接、スイスの役所で婚姻手続きをする方法だと、
90日の滞在期間内に、
間に合わない恐れがあります。
その場合、一度、スイスから出国しなけばらなず、
時間と費用が、余分にかかります。


◆ アポスティーユ ◆


◆ 在日スイス大使館 ◆






在日スイス大使館を通じて、結婚手続きをする場合、
日本の公文書にアポスティーユを付ける必要があります。

スイスでの婚姻(在日スイス大使館のHP)


日本人の必要書類は、次の通り。

必要書類
入手先
料金
戸籍謄本
本籍地の市町村役場
450〜750
住民票
住所地の市町村役場
200〜300
婚姻要件具備証明書
本籍地の市町村役場
300

※ 上記書類すべてに、アポスティーユが必要です。


手順は、次のようです。

手順
補足説明
戸籍謄本などの取得 まず、戸籍謄本などを入手します。
外務省で、アポスティーユ 次に、外務省(東京・大阪)で、アポスティーユをつけてもらいます。
在日スイス大使館に提出 翻訳は、スイス大使館がしてくれます。

※手数料がかかります。



◆ 在スイス日本大使館・領事事務所 ◆


直接、スイスの役所で、結婚手続きをする場合は、
スイスにある日本大使館・領事事務所
を利用すると便利です。

各種証明書(在スイス日本大使館)


各種証明書(在ジュネーブ領事事務所)


ただし、『婚姻要件具備証明書』は、
在日スイス大使館と提出書類が異なるので、
注意してください。

婚姻要件具備証明書
在スイス日本大使館
または、
在ジュネーブ領事事務所
戸籍謄本
 +
改製原戸籍謄本
在日スイス大使館
本籍地で入手した婚姻要件具備証明書

※ 『戸籍謄本』は、最新の横書きのものです。
※ 『改製原戸籍謄本』とは、昔の縦書きのものです。


手順は、次のようです。

手順
補足説明
戸籍謄本などの取得 戸籍謄本と改製原戸籍謄本を入手します。
外務省で、アポスティーユ 外務省(東京・大阪)で、アポスティーユをつけてもらいます。
在スイス日本大使館で、婚姻要件具備証明書の発行 スイスにある日本大使館(ベルン)または、領事事務所(ジュネーブ)に、上記書類を提出して、婚姻要件具備証明書を発行してもらいます。

婚姻要件具備証明書(在スイス日本大使館)


婚姻要件具備証明書(在ジュネーブ領事事務所)






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