◆ 目的とは? ◆
目的とは、会社の行う事業のことです。
会社の事業内容を簡潔に書きます。
◆ 複数の目的 ◆
1つだけでなく、複数書くことができます。
ex.(1)飲食店の経営
(2)雑貨の販売
(3)不動産の賃貸
◆ 将来の目的 ◆
現在行っている事業だけでなく、
将来行う予定の事業も書くことができます。
ただし、たくさん書きすぎると、本業が何か分からなくなるので、
本当に、近い将来行う予定のものだけ書いた方がいです。
◆ 関連する事業 ◆
通常は、目的の最後に、関連する事業も含む、と書きます。
ex.(1)飲食店の経営
(2)前各号に付帯関連する一切の事業
こうすることで、本業と関連する事業も含まれることになります。
たとえば、カフェを経営していて、ネット通販で、コーヒー豆や、
コーヒーカップも販売したいと思った場合、これも含まれること
になります。
◆ 許認可が必要な事業 ◆
許認可が必要な事業(ex.介護事業)は、
事前に、役所に確認したほうがいいです。
使う文言が、決められている場合があるからです。
たとえば、横浜市で介護事業をする場合、
定款『目的』には、次のような文言を使うように、
指導されています。
訪問介護 → 介護保険法に基づく居宅サービス事業
居宅介護支援 → 介護保険法に基づく居宅介護支援事業
介護予防支援 → 介護保険法に基づく介護予防支援事業
※ なお、介護事業は、法改正が頻繁になされており、
今後、文言が変わることも十分あります。
よって、事前に必ず、役所に確認してください。